出雲空港が熱かった日
この時期はコロナの影響で少々ネタ切れなので、僕の好きなTwitterのフォロワーさんもやってた、昔撮った写真を元にタイムスリップした気持ちで飛行機を紹介していきたいと思います。要するにパクリです。
今回遡るのは2015年2月11日
この日は出雲ベースをやっていて最も熱かった日だと思うのでピックアップしてみました。
元々この日は、カンボジアへのチャーター便が来ると聞いていたので当時中学生だった私は親に空港まで連れて行ってもらったのでした。今でもこの日に空港に行って良かったとなと、思い出すたびに思います。
この日はチャーター便の出発が朝だと言うことを、悪友から情報を仕入れていたので余裕を持って空港に到着しました。
出発する時間になったらゆっくりカメラの準備をして、腰掛けていたベンチから体を起こし(なんかジジイみたい)撮影ポイントに移動するのみです。出雲空港のような、のどかな空港だからこそ出来ることだと思います。
機体はスカイウイングスアジアのエアバスA320です。出雲空港でA320を見るのはこの日が初めてでした。
機体はT2から滑走路に入り、RWY25から離陸しました。初めて出雲空港に来たパイロットだったのでしょう、タキシングが非常にゆっくりだったのを覚えています。
Sky Wings Asia Airbus A320-212 XU-701 at IZO/RJOC
(貧弱カメラだったのでブレはご愛嬌)
お目当てのチャーター便を撮り終えたので、いつも通りの出雲空港に戻ります(はずでした)。
次は朝の8:45発の東京行きJL278を撮るために場所を移動します。
Japan Airlines Boeing737−846
当時の出雲空港はエプロンか誘導路の工事をしていたため、737がプッシュバックするとものすごく近くで見ることが出来ました。
2014年度冬スケジュールではJL277−278とJL279−280の間にJL3961−3962の増便があったため、JL3961の着陸とJL278の出発が重なっていました。出雲空港にしては東京便が並ぶのは滅多にないため、非常に贅沢な並びを当時は見ることが出来ました。
JL278のトーバーが外れたのと同時にJL3961の機影が見えてきました。またのんびりカメラを構えようとしたのですが…
え、ちょ、まっ
ウイングレット付いとるやん!!!!!!!!!!!!!!
当時の僕は767が来ることは知ってましたが、まさか国際線仕様の767(しかもウイングレット付き)が来るとは思ってませんでした。
周りの友達はiPod touchを持っている子や、スマートフォンを持っている子もいたのですが、貧乏だった僕はそんなものを持っているはずもなく
その日に何が来るかは空港に行ってみないと分かりませんでした。
それがこの日はまさかのまさかでウイングレット付きの767だったのです。
見間違いじゃないだろうな…と思い、ターニングパットで転回しこっちに戻ってくる機体をもう一度見るとやはり見間違えなんかじゃありませんでした。
機体が一旦スポットインしたのを確認してから、ターミナルの展望デッキに行ってみました。
目の前の光景が信じられませんが、正真正銘WL付きの767が出雲空港に駐機しています。到着時は2〜3人だった地元の航空ファンの方も、出発時間が近づくに連れて人が増えて行きました。
出発時間になり、機体は定刻にプッシュバック。
767はこのような向きでプッシュバックされるのですねw
一旦普通通りに押して、自走中の向きまで引っ張られて行きました。後で聞いた話なのですが、先程の737のようにプッシュバックすると、エンジンの位置が若干高い767では出力を上げた時に周りの砂や草が飛んだり、駐機場が道路に近いため運悪く車が横転しないためにT1誘導路までトーイングカーが引っ張るのだそうです。
無事にトーバーも外れて自走開始。
T1を左に曲がり、
RWY25から離陸して行きました。
機体は斐川上空で右旋回し進路を一旦松江市上空へ。
でっかいウイングレットを誇らしげに羽田へ飛んで行きました。
この日はこの後も撮影を続けましたが、また次回紹介したいと思います。
今回はこの辺まで。最後までお読みいただき、ありがとうございました。