Canon EOS90Dを使ってみた感想
先日、カメラの買い替えでCanon EOS90D(以下90D)を購入しました。
1週間使ってみて個人的に気になった点を以下に示します。
1.画素が粗い
→センサーサイズがお世辞にも大きいとはいえない上に3000万画素となると、1センサーあたりに入る情報量が多くなりトリミングをすると画素が粗いと感じました。また、高画素機なので高感度撮影は向いてないかと思います。
2.基本秒間8コマ連写
90Dのスペック紹介などでよく書かれる一つの売りとして、秒間約10コマ連写があります。
https://youtu.be/5dCnn1mn-n4 より抜粋
以下Canonの公式サイトより一部抜粋
•フリッカー低減撮影時、ライブビュー撮影+サーボAF設定時、ライブビュー撮影+外部ストロボ使用時は、連続撮影速度が低下する
つまり、どの状況でも秒間10コマでは無いと言うことです。(もちろん他のカメラも常に100%の性能を発揮できるわけない)
しかし、同じ秒間10コマの7D2を使っていた私からしたら同じ設定にしていたにも関わらず、90Dは秒間8コマ程度しかないなと思いました。
3.7D2の後継機とは考え難い
最後に個人の考えと致しまして、このカメラはあくまでも80Dの後継機であって、7D2の後継機では無いと思いました。
理由は3つ
・シングルカードスロット
・連写・AF性能も7D2よりは劣る
・AF単体での設定が削られている
では、このカメラの立ち位置とは何でしょうか?
4.90Dの立場とは
一言で言えば、動画と写真セットで楽しみたい方向けのカメラです。
先代の70D,80Dのように動画機能に関してはCanonさんの技術の進歩が伺える他、写真を撮る性能的には基本的に80Dにちょっと毛が生えた程度かと感じました。
以上に書いたことはもちろん個人的な見解なので、もしかしたら他の用途で使うと物凄く良いカメラだと言う場面もあるでしょう。
何にせよ本記事は1週間使ってみたファーストインプレッションと言うことなので、後々気が付くことがあればまた記事にしていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。