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コロナ流行中の地方路線に搭乗

 年明けを境に爆発的に感染者が増え続ける新型コロナウイルス。この記事を書いている時点で感染が確認されていないのは岩手県だけになったしまいました。つい1週間前までは私が住んでいる島根県も感染者0だったのですが、時間が経てば感染者が出ると思ってたので岩手も時間の問題だと思います。

 

 さて、本題に入りますが

 このウイルスが大流行中の昨今、新幹線や航空機による都市間の移動は非常に感染のリスクがあると言えます。このご時世、これらのような公共交通機関を使う人、それも地方から都市部に行く人というのはどのくらいいるのか。ちょうど東京に行く用事があったので前述のような疑問を抱きながら今回の便に搭乗することにしました。

 

3月上旬のJL286便に搭乗

 今回紹介するのは出雲空港を19:25に出発する東京行きの最終便。私がこの便に搭乗するのは2回目で、前回は年末に利用しました。

 

 いつものカウンターでチェックイン完了後、保安検査場へ進みます。コロナ流行中なのか保安検査場はガラ空きでした。まぁ今時首都圏に行くなんて自殺行為ですからね。

 定刻19:25発でしたが、ゲート前のモニターでは19:30となってました。自分からしたら5分なんて誤差ですけど、ビジネスマンの方達にとって5分は大きいのでしょうか?

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19:15  優先搭乗が開始されますが、いつもなら少なくとも15人程度はあるであろうJGC会員の方たちもこの日はたったの3人だけでした。その次のグループ3番でも私含め10人程度しかいなく、やはり中国風邪恐るべしです。

 

ボーディングブリッジで私の後ろに人がいないのでゆっくり写真撮ることも出来ました。
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機内に入り周りの席の埋まり具合を見てみましたが、前方の席は6割程度埋まってましたが、私の席がある後方の方では3割にも満たない状態でした。

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事実、横を向いてこの状態。これじゃ737-800、もしくはE190で満席といったところでしょうか。それほどガラガラでした。横に人が来ないと普段は嬉しいですが、あまりにも人がいないので少々不気味に感じました。
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19:30を過ぎてもなかなか動き出さない機体。CAさんに理由を聞こうとしたちょうどその時、コックピットから「燃料を追加で入れて遅れるのでシートベルトを外して待っとけ」とアナウンスがありました。燃料を追加で入れるってことは到着地の天候が悪くて引き返す可能性があるのか?と思いましたが、事前に調べていた羽田の天候はこの日は良好とのことだったので結局のところ理由は分かりませんでした。

 

19:45  定刻を20分遅れてPB開始。

機体はface eastでPB完了し、T2を経由してRWY07へ向かいます。07に行くのになんでT2経由なんだよって思いましたが、あまりにも遅れすぎたので次便のJL287が到着し、そいつをT1から駐機場に逃すためでした。

 

19:54  RWY07から離陸。定刻より30分以上遅れて離陸しました。

 

離陸後は毎度お馴染み、一旦宍道湖上空で左旋回してからすぐに右旋回。なぜこのような飛び方をするのか不明ですが、米子へのアプローチ機の邪魔をしないためでしょうか。

離陸して5分後、境港上空で機体が揺れ出しました。今まで乗った中でトップクラスの揺れだったので少し怖かったです。3月上旬と、季節の変わり目ということもありきっと大気の状態が不安定なのでしょう。  

 

 機体は小刻みに揺れながら、上昇を続けます。

離陸から15分後、高度33,000ftに達し巡航飛行へ移ります。本来ならこのタイミングでドリンクサービスがあるはずですが、いつ揺れてもかしくないと言う状況だったので希望者のみのサービスとなりました。自分はあまり喉が乾いてなかったのでパスしましたが、見渡す限りのお客さんは全員何かしら頼んでるようでした。

 

 夜の機内なんて外の景色が見れないので機内Wi-Fiしか暇つぶしツールがなかったのですが、なんとこういう時に限って機内Wi-Fiが不調(?)で繋がらず…。今回搭乗した機体はJA8976で機体年数22年のベテラン機だったのですが、機齢とWi-Fiの繋がりやすさは何か関係があるのでしょうか。

 外の景色も見えずWi-Fiも使えず、ついにやることが無くなってしまった私は最終手段『寝る』に行き着いたのでした。

 

 睡眠から目覚めた頃にはすっかり着陸態勢に入っていました。

西から来た便は、この日はRWY34Lに向けてアプローチでした。機内Wi-Fiが使えないのでどの辺を飛んでいるのか全く分かりませんでしたが、目を凝らしてよく見てみると東京湾アクアラインの海ほたるが見えました。思っていたより羽田に近づいていたことに驚きました。

 

20:48 機体は羽田空港RWY34Lに着陸。A10から誘導路に入り

20:59 8番スポットにブロックインしました。 

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定刻20:55到着のところを出発が30分以上遅れたにも関わらず5分遅れまでに短縮できたとは、飛行機恐るべし速さです。

特に理由はありませんが、いつもならキャビンの写真を撮るため最後まで機内に残りますがこの日は珍しく最初の集団で降機しました。

荷物をピックアップするターンテーブルを見て思ったのですが、流れてくる荷物が異常に少なくてこの状況下で飛行機を利用するのは、ほんの一部なんだなと思いました。

この後もやることがたくさんあったので足早に空港から出ることにしました。

 

今回はこの辺まで。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。